【成田からロンドンまで🇬🇧】キャセイパシフィックのビジネスクラス搭乗記(ヨーロッパ路線)

みなさんこんにちは〜ゆかりです🙂

先日ロンドンに行った時に運よくビジネスクラスにアップグレードされました。ヨーロッパ路線は1フライトが長いので、かなり嬉しいサプライズ。人生初のビジネスクラスだったのでわからないことだらけでしたが、実際の機内やサービス(もちろん機内食も!)を含めてご紹介します。

キャセイパシフィック基本情報

キャセイパシフィックは香港がホームベースのエアラインで、JALと同じワンワールドです。
毎年発表される航空会社ランキングでは毎年ほぼTOP10に入っていて、安心のブランド力。

最近、航空会社によるキャンセルやトラブルが多く発生している中で、航空会社の評価は個人的にとても重視するようになりました。

以前はLCCをよく利用していましたが、コロナ以降はお金で安心感が買えるなら、そちらを選ぼうという意識が働くように。

搭乗したフライトは2本

香港経由でロンドンに行く場合は乗り継ぎが必要です。成田〜ロンドンまでかかる時間は次の通り。

  • 成田〜香港 5時間
  • 香港での乗り継ぎ5時間
  • 香港〜ロンドン 14時間

私は旅自体は好きですが、飛行機の長時間飛行は苦手です。機内で何時間も過ごすのは体に負担だと思っているし、思うように動けないのが窮屈だなといつも思っています。が、今回は違いました。

座席の様子

東京〜香港(飛行時間5時間)

1本目のフライトは1番前の席の通路側。お手洗い&入り口の近くで人が頻繁に通る場所でしたが、日中の時間帯で飛行時間も短かったので気になりませんでした。
でも自分で支払ってビジネスクラスに乗るなら、この席は避けた方が良いですね。

左手手前がに見える扉がお手洗いの扉。

また、席の形が少し不思議で右側と足元に少しだけ席の一部が張り出していて、使い方がいまいちわかりませんでした。シートはフルフラットになります。

隣の席との仕切りには、ノイズキャンセリングヘッドフォンが格納されています。

香港〜ロンドン(飛行時間14時間)

2本目のフライトは窓側。自分の席の目の前に窓が2つあるなんて贅沢。

1本目と違うのは、長距離フライトなのでアメニティと睡眠時用のリネン類があったこと。

この足元にあるバッグの中に、ベッドリネンと掛け布団が入っています。

アメニティのうちハンドクリーム・リップクリーム・ミストとポーチはイギリス生まれの自然派ブランド「バンフォード」のもの。ポーチの中には他に歯ブラシ・耳栓・アイマスクがセットされていました。

ポーチも可愛くて、長く使えそうです。

フルフラットにしたときにシートに被せるベッドリネンと枕もバンフォードのものだとのことで、なんだかホテルみたい。もちろんスリッパもあります。

スリッパは窓の下のコーナーにセットされていました。

そしてお手洗いが広い。自分の他にまだ2人くらい入れるのではというくらいのスペースがあります。

フライトでたまに心地よくない体験をするのがお手洗いなのですが、ビジネスクラスのエリアにあるお手洗いはそもそも、利用する人数が少なく(約8人に対して1つ)使用される頻度がエコノミーのエリアのものに比べると圧倒的に少ないので、あまり汚れることもなさそうです。

食事

お楽しみの食事。1本目と2本目のフライトでは内容が全然違いました。1本目の食事でいまいちかも?!と思ったのですが、2本目の食事は大満足。それぞれに分けて紹介しますね。

1本目:東京〜香港

飛行時間は5時間。席に着いたらすぐにウェルカムドリンクが運ばれてきて、15:30にテイクオフしてからすぐにCAさんが飲み物のオーダーをとりにきました。

ドリンクメニュー。

私はコーヒー大好きなのですが、香港のエアラインなのでお茶も美味しいだろうと思ってジャスミンティーをチョイス。期待を裏切らずおいしかったです。
後で知ったのですが、お茶はJing teaという英国ブランドのものだそう。
香りが高く1杯でも満足感があったので2杯目はお願いしませんでしたが、色々試したくなるバラエティ🙂

お茶とおつまみでまずはリラックス。

と時間が経たないうちに前菜が運ばれてきました。これは残念ながらいまいち。お蕎麦がついていたのですが、海外のエアラインで出てくる日本食はだいたい美味しくないですね(汗)。

アワビは美味しかったです😋
食事のメニューはこちら。

そのあとメインが運ばれてきましたが、これもまぁ普通かなぁという感じ。ただお肉は大きくて柔らかかったです。

デザートに選んだハーゲンダッツをコーヒーと共にいただき食事は終了。

コーヒーも飛行機でよく出てくる苦い味ではなく、美味しく飲めました。

テーブルにクロスがひかれたり、お皿が陶器だったり、ドリンクがグラスでサーブされたりするだけで心地よさが違いましたが、食事に関しては「さすがビジネスクラス!」と思うような驚きは、正直なところありませんでした。

2本目:香港〜ロンドン

一方、2本目の機内食については大満足。
ドリンクのメニューは変わらずですが、食事のクオリティがとても高かった・・・!

ディナー

出発したのは夜の11時近かったので、まずサーブされたのは夕食。

メニューはこちら。
寝る時間前なので「ディナーは軽く済ませて早く寝たい人向け」の組み合わせもまとめてありました(右ページ)。

メインはスープ、リゾット、ポケボール、チキンとポーク。
メインの後にはチーズ。クラッカーと白ブドウが添えられます。
デザートはフルーツ・イートン メス・ムース・アイスクリーム・チョコレートの中から選べます。

私はあまりお腹が空いていなかったのでメインとデザートのみをオーダーしましたが、周りを観察していると、希望すれば欲しいものは全てサーブしてくれる感じでした。

ロブスターのスープが使われていると書かれていて気になったリゾット。

大きなイカやエビ、ホタテが入っていて大満足です。

そして一番感動したのがこのデザート。

ロンガンというライチの仲間であるフルーツを使っていて、甘酸っぱいムースみたい。初めて食べる味です。

後で調べてわかったのですが、DUDDELL’S(ダドルズ)というミシュラン2つ星の香港のレストランが監修しているようで、そのおいしさに納得。

メインのポークもこのレストラン監修のものなので、きっと美味しいんだと思います。みなさんが乗った時に出てきたら、ぜひ試してみてください🙂

朝食

搭乗した時に朝食を選ぶ紙があったのですが、そこにチェックを入れたものが各自運ばれてきました。

私が選んだのは”Welleness”のセット。

ドリンクにはコールドプレスジュースを。

これが期待を超える美味しさでした。フルーツも機内食とは思えないくらいフレッシュ。
個人的にはオートミールにチアシード・ヨーグルト・ドライアプリコット・ココナッツがトッピングされたものが大ヒットでした。

家でも作ってみたいとインスパイアされる。

全体的なサービス

夜のフライトということもあって、頻繁に通路を行き来してはいませんでしたが、CAの皆さんは食事のオーダーなどスマートにとっている様子でした。全体的にキャセイのCAさんは男性が多かったです。良い意味で放っておいてもらえたので、とてもリラックスして過ごせましたよ。

最後に

ヨーロッパに行く際はヨーロッパ系のエアラインを選ぶのと直行便が多いので飛行時間が短いですが、エアラインや空港によるストライキが多く、そのタイミングに当たるとキャンセルや遅延などが発生します。

実は今回のロンドン行きは元々ブリティッシュ・エアウェイズで予約していたのですがなんと飛行前日に便自体がキャンセルになりました。そのため急いで代替便を探して、キャセイパシフィックで見つかったという経緯があります。

特に最近ヨーロッパではコロナ後、人々が一気に旅を再開し始めたことで人手が足りておらず、旅行シーズンは混乱しがちだそう。それに比べてアジア系のエアラインはストライキは少ないし、時間がかかる分航空券も安く収まることが多いので、時間に余裕がある場合はおすすめです。

その中でもキャセイパシフィックは航空会社としての評価も高く食事やサービスも良かったので、ぜひ選択肢の一つに入れてみてください。

動画で見たい方はYoutubeで🙂

今回も読んでいただきありがとうございました。ではまた〜👋

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