【インドネシア・ロンボク島観光】行く価値があった場所とそうでなかった場所

ロンボク島の首都マタラムにあるイスラミックセンター。 アジア

みなさんこんにちは〜ゆかりです🙂

一旦イギリスについてのブログ記事を挟んだのですが、またインドネシアについての記事を再開します。以前ロンボク島がどんな場所なのかについて書いたのですが、今回は行って良かったスポットとそうでなかったスポットをご紹介します。

ロンボク島がどんな感じが動画でみたい方はこちらのvlogも併せてどうぞ🙂

行く価値があった場所

1)美しい海

これに尽きます。特に南のクタエリアにはエメラルドブルーの海がたくさん。しかもバリ島に比べると人も少ないので、広いビーチをゆったりと使えます。

特に有名なビーチは

スンギギビーチも有名ですが、ちょっと廃れたビーチリゾートといった感じで個人的にはあまり好きではありませんでした。

ユニークなビーチとして島の東部にはピンクビーチがあります。この辺りにはホテルが少ないので、周辺エリアにステイしてビーチに向かうのが良いそう。

白コショウを意味する「ムリチャ」と砂を意味するパシルを合わせ「ムリチャ・パシル」と呼ばれている粒々の砂のビーチも。

2)マタラムイスラミックセンター

ロンボク島の人口の大多数はイスラム教徒。そのため首都のマタラムにはかなり大きなモスクがあります。それが、マタラムイスラミックセンター

宗教的な施設って入るのに躊躇してしまうことがあるのですが、ここは観光客フレンドリーで、女性用には頭から全身を覆うケープのようなものを貸してくれるし、ガイドもついてくれます。

ここがインフォメーションセンター的な場所。

ガイドといってもそんなに色々と見る場所があるわけでもないので、サクッとモスク内を回りながら質問に答えてくれる形式のカジュアルなものですが、何を質問しても答えてくれるので知的好奇心をかなり満足させられるスポットです(笑)。

ここで放課後子供たちは4時〜6時までみっちり毎日コーランについて勉強することも教えてくれました。

教えてくれるのは先輩たち。
アラビア語はわからなくても、コーラン自体が美しい。

こういった施設は現地の人に案内してもらうのがベストですが、インドネシア人は英語が得意でない人が多いので、英語で説明してくれる人は貴重です。

質問にも丁寧に答えてくれました。

ガイド代は寄付金箱に入れればいいので、金額を気にして渡す必要もなく気持ち的にも楽(そうでない場合については後述します)。

3)カフェやレストランでゆっくり食事を楽しむ

ロンボク島の人はフレンドリー!全体的に素朴だけど声をかけてくれる人が多いなぁと思いました。
レストランやカフェにいると店員さんにどこからきたのか質問され、そこから会話が生まれたことも多くありました。

特に一人旅だと声をかけてくれる人は多い。

インドネシアの人で特に40代後半くらいの人たちは日本語を話せる人も多く、驚きます。
また基本的に親日の人が多いので、日本人であることがかなり得だなと思う国です。

ロンボク島を離れる当日、バリ島行きの船が遅れたために仕方なく近くのカフェに入ったのですが、ここの店員さん達がフレンドリーで、手品まで披露してくれました(笑)。しかも技術が高くて驚き。

その時の様子はvlogにもしたので、よかったらみてみてください。
*手品のシーンが出るのは8:53ごろ。

カフェ自体もとても居心地が良かったのでおすすめです。場所 : Baraka – Warung Buana

バリに比べると食事のレベルは劣ると言われます(特に洋食)が、インドネシア料理を選べばOK。エリアとしてはマタラム周辺でクタに近いエリアだと、レストランの選択肢を多く確保できつつビーチにも近いので良いのではと思います。

外国人向けのレストランでも、パスタなどの洋食よりインドネシア料理をオーダーした方が美味しい。

次は戻らないと思う場所

1)伝統的な村々

ロンボク島にはササック族と言われる先住民がいて、今でも伝統的な暮らしをしています。その村々を回るツアーがあると知って予約し楽しみにしていたのですが、今回の渡航で一番がっかりする体験でした。

まずは到着したのがここ。着くなり大きなショップがあって嫌な予感。伝統的な織物を織るデモンストレーションが入り口で行われていました。

この村の女性はこれが織れないと結婚できないと聞いてモヤモヤしつつ、女性が織り体験をしてみるよう強く勧めてくるのでトライ。

う〜ん、こんなもんかという感じで早々に降りると、早速お店に案内されました。たくさんの織物が並んでいて、なかなかのお値段。小物類なら買えなくはないのですが、特に欲しいと思ってきたわけではないので気が進まず、謝りながら外に出ました。

お店の中には村を支援するための募金箱があったのでそこに現金を入れたのですが、お店の人はむすっとした顔。

次に到着したのはサデ村。ここも入る時に入場料は寄付制だと聞いて嫌な予感。

村の住人が敷地内を案内してくれます。

ここでも女性は織物を織って生計を立てているそう。人口は約700人。やはりこの女性の人生における選択肢が少ない点について腑に落ちないまま村を回ります。そしてやはり勧められたのは織物の購入。

伝統的な住居。茅葺き屋根と竹・泥でできていて、時々牛のフンも重ねて塗って補強するそう。
キッチン。住居の中が見られるのは興味深いです。

ここも購入を断ってガイドさんにはチップを渡したのですが、ガイドしてくれていた時の様子とはうってかわって、最後に笑顔はありませんでした。

どの村も観光客相手のビジネスといった雰囲気で、伝統を守ろうといった純粋さが感じられなかったです。お土産物を購入しないといけないというプレッシャーやどのくらいのチップが適切なのかがわからないのは、個人的にはストレスで、入場料を設けてくれた方がよっぽど気楽なのですが、皆さんはどうでしょうか。

純粋な村の暮らしを見るのを楽しみにしていたので、とても残念な体験となりました。

2)島の西側のビーチ

ロンボク島はビーチで有名と先ほど書いた通り。私はビーチならどこでもブルーの海が広がっていると思っていて思いついたら近場の海辺に行ったのですが、ことごとくハズレ。

白砂ではないのはもちろん、ゴミがあちこちに落ちています。水も濁った感じ。

バリ島にももちろんビーチに転がるゴミの問題はありますが、ロンボク島も例外ではありません。人々の意識に浸透するのにかなり時間がかかるのだろうなと思いました。

3)意外?!スンギギエリア

ロンボク島で初めてリゾート地として開発されたのがスンギギエリアですが、波が高く泳ぐのには向いていません。またどこか廃れたリゾート感があって欧米人の年配の方々がいらっしゃるイメージ。

スンギギより北は田舎の風景が広がります。

首都のマタラムや南のクタエリアからも離れているので、リゾートホテルに篭って過ごしたい人以外は向いていないかなぁと思います。

最後に

私は事前にあまりリサーチをしないままロンボク島に行ったのですが、バリ島に比べて観光地化しきっていない分、滞在するエリアを吟味しないと、行きたい場所に行くまでにかなり時間がかかるという事態になります。ロンボク島にいく時は、目的にあった滞在エリアを決めて、効率よく回れるようにプランニングしておくと安心です。

今回も読んでいただきありがとうございました🙂ではまた〜👋

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